医療法人 俊慈会
サトウ歯科・デンタルインプラントクリニック大阪|大阪城デンタルクリニック

PREVENTIVE

予防歯科

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予防歯科について

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歯と歯茎の健康を守る。「精密検査」と「定期検診」。

定期検診はお口の健康を維持するためには欠かせない大切な習慣です。当院では治療が終了した後の定期検診をすべての患者さんに推奨しております。定期検診によって虫歯や歯周病が早期に発見された場合には、治療範囲は小さくなり、治療期間や費用も抑えることができます。
定期検診 有り
定期検診 無し
虫歯:定期検診 有りの場合と無しの場合
虫歯が長期に放置されると治療範囲は大きくなり、歯の神経や歯根を残すことも難しくなります。
歯周病:定期検診 有りの場合と無しの場合
歯周病の場合、歯を抜かなければならないこともあります。
当院では定期検診を3ヶ月〜6ヶ月に1回※1をその目安としております。
定期検診の継続により、将来に失われる歯の数を 約1/3以下※2に抑制することができると過去には報告されております。
※1. Becker W et.al / J Periodontol, 1979, 1984、※2. Ramfjord et.al/ J Periodontol, 1973, 1975

快適でリラックスした診療空間

院内写真
院内写真
院内写真
本院は吹き抜け2階の開放的な診療空間、大阪城院は落ち着いた雰囲気の個室空間で、ともに天井が高く診療室には圧迫感がありません。定期検診では痛みや苦痛を与えず、リラックスした環境で治療を受けてもらえるよう、ホワイトニングとメンテナンス専用の個室がございます。
また、当院は「清潔」な環境にもこだわり厚生労働省の定める院内感染防止や安全対策の水準を満たす外来環 (歯科外来診療環境体制加算)を取得しております。

定期検診で行うこと

お口の健康を守るためには、毎日の歯磨きに加えて3〜6ヶ月ごとに歯科医院で歯科衛生士によるプロフェッショナルケアを受けることが大切です。
当院ではみなさんのお口の中の状態に応じたケアを、しっかり一人一人時間をかけて行っています。
歯と歯ぐきのチェック
歯と歯ぐきのチェック イメージ
虫歯や歯ぐき、お口の中の状態を年に数回検査します。歯と歯ぐきは一本ずつ精密に検査され、その結果を資料にして患者さんにお渡しすることも可能です。
歯磨き指導
歯磨き指導 イメージ
歯ブラシだけでなく、患者さんに合わせてフロスや歯間ブラシなどの使用方法を説明します。さまざまな歯磨剤や清掃用具を取り揃えており、患者さんに合わせて使い分けをしております。
歯石の除去
歯石の除去 イメージ
主に超音波を発生する器具を用いて歯石除去を行っており、歯肉の炎症の強い方にはさらに専用の薬液を用います。痛みを感じやすい患者さんには麻酔下で手用の器具を用いて歯石除去をすることも可能です。
歯の着色の除去
歯の着色の除去 イメージ
歯ブラシでは落とせない歯の汚れやたばこのヤニ、コーヒーや紅茶のステインを歯面を傷付けずに除去することができます。

定期検診の効果

実は定期検診を受診するのみではパーフェクトに虫歯や歯周病を予防できるわけではありません。
あくまで患者さんによるセルフケア、あるいは患者さんの日常の口腔環境が歯と歯ぐきの健康を保つ上では最も重要です。
しかし、予防歯科の先進国と言われたスウェーデンのある地域にて、1970年初頭から定期検診と歯垢の清掃プログラムを推奨した結果、30年後には歯と歯ぐきの健康が大幅に増進しました。※1
また、別の研究※2・3では、歯の治療後の定期検診の継続によって、10年間で失う歯の数を約1/3以下に減少させることができたと報告しております。
同様に、国内の研究結果でも、定期検診と歯の清掃の継続の有無によって、残っている歯の本数に統計学的な差が生じるとしております。※4

そして、定期検診の頻度も重要で、定期検診はやはり「定期的」に行わなければまりません。ある研究によると、不定期の検診では歯の喪失や歯周病を予防する効果が薄れるとしております。※5
歯周疾患治療の継続有無別の年平均喪失歯数グラフ|継続群・非継続群の比較
予防歯科は、小児、成人、高齢者、また妊婦など、さまざまな患者さんのライフスタイルに合わせたオーダーメイドのプログラムにて行われます。当院では、多くの患者さんに虫歯や歯周病に対する予防の大切さを知っていただき、定期検診の継続を案内しております。
定期検診では痛みや苦痛を与えず、リラックスした環境で予防治療を受けてもらえるよう工夫しておりますので、ぜひこの機会にお口の健康に関心が増し、継続的な歯科への受診のきっかけになれば幸いです。
※1.Axelsson P1, Nyström B, Lindhe J. The long-term effect of a plaque control program on tooth mortality, caries and periodontal disease in adults. Results after 30 years of maintenance. J Clin Periodontol. 2004 Sep;31(9):749-57.
※2.Becker W, Becker BE, Berg LE. Periodontal treatment without maintenance. A retrospective study in 44 patients.J Periodontol. 1984 Sep;55(9):505-9.
※3.Becker W, Berg L, Becker BE. The long term evaluation of periodontal treatment and maintenance in 95 patients.Int J Periodontics Restorative Dent. 1984;4(2):54-71.
※4.新庄文明, 鈴木尚, 池田雅彦. 成人, 高齢者にたいする歯科臨床における歯周疾患予防指導の効果についての研究-喪失リスクに与える影響-. 老年歯学3: 15-19, 1989.
※5.Costa FO, Cota LO, Lages EJ, Lima Oliveira AP, Cortelli SC, Cortelli JR, Lorentz TC, Costa JE. Periodontal risk assessment model in a sample of regular and irregular compliers under maintenance therapy: a 3-year prospective study.J Periodontol. 2012 Mar;83(3):292-300
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