ラバーダム防湿で感染防止!
こんにちは⭐︎
大阪京橋 大阪ビジネスパークにある歯科医院 大阪城デンタルクリニック 歯科衛生士の髙橋美恵です。
皆さんはラバーダム防湿をご存知ですか?
ラバーダム防湿は専用のラバーシートとラバーダムクランプ(金属製のバネを使用して歯に固定)をお口の中に張って、治療する歯だけを露出させて治療することにより感染を防く治療方法です。
唾液中には無数の細菌が存在しており、ラバーダム防湿を行うことで唾液の侵入を防ぐことが出来ます。
治療時には殺菌力の強いお薬を使用することもあるので歯茎などの保護にも繋がります。
特に歯の根菅治療(歯内療法)では感染防止が治療の成功率を高める為、重要とされています。
その他には、歯の虫歯の修復治療や、セラミックス等の補綴物の接着時など多岐にわたる治療でラバーダム防湿の着用をし治療を行う機会が当院では非常に多いです。
ラバーダム防湿の一般的には防湿のイメージがあるかもしれませんが、他にも様々な利点があります。
⒈唾液による術野の湿潤・感染防止・乾燥
⒉歯肉溝浸出液・出血による術野の湿潤・感染防止・乾燥
⒊切削片・壊死物質・除去金属など誤飲・誤飲防止・誤飲防止
⒋機械・器具等の誤飲・誤飲防止
⒌薬液の漏出による口腔粘膜の損害防止
⒍切削器具になる口腔軟組織の損害防止
⒎術野の明視と操作性の容易化・術式の合理化
⒏嘔吐反射を助長しない
⒐開口の補助
⒑患者の治療への不安患者排除
11.患者・術者の疲労緩和
12.歯肉の排除
13.唾液や血液のエアロゾルや、飛散の防止
※漏洩ゼロをめざす ラバーダム防湿パーフェクトテクニック 書籍を参照
ラバーダム防湿をしていれば、治療のスピードアップ、そして、クオリティの高い歯科治療を提供することができ、尚且つ治療中患者さんのお口の中に水が溜まらず快適に安全に治療を進める事が可能となります☆
サトウ歯科デンタルインプラントクリニック・大阪城デンタルクリニックでは、より質の高い治療を安全に進めるため、患者さんに説明、ご了承を頂いた上に行います。
先月行われたスタディグループClubGPアドバイスシリーズでは、ラバーダム防湿についての講義.実習が行われました。
指導された歯科医師の先生や先輩歯科衛生士さんから懇切丁寧に指導を頂き本当に勉強になりました。
当院スタッフは様々な治療を勉強出来るツール、媒体がある為場所を問わず気軽に復習することが出来ます^^
写真は、藤田先生に指導をご指導頂いた時の写真です。
経験豊富で優しい先生方ばかりなので、技術的な面でもいつも的確なアドバイスを頂けるので自身のスキルの向上に繋がります。
実際患者さんに対応させて頂くことをイメージにして、自己研鑽に努めたいと思います⭐︎