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着色汚れ、気になりませんか?

こんにちは♪
大阪 京橋にある歯科医院 『大阪城デンタルクリニック』歯科衛生士の麻田です。


最近一段と寒くなり、暖かい食べ物や飲み物を摂取される方が多いと思います^ ^
そこで今回は歯の着色汚れ(ステイン)についてお話させていただきます!

◎『ステインとは』

ステインとは歯の表面のエナメル質を覆っているタンパク質とお茶やコーヒーに含まれる色素(主にタンニン)やタバコのヤニ(ニコチン、タール)などが結びついて蓄積される汚れです。

◎ステイン付着の原因

①飲食による着色
酸性度が高い食品、ポリフェノール、タンニンを多く含む食品。
『コーヒー、紅茶、緑茶、ワイン、チョコレート、カレー、アルコール、レモン、ベリー類』 などの着色の濃いものを頻繁に口にする方は着色汚れが着きやすくなります。

②タバコのヤニによる着色
喫煙は、歯のステイン形成に大きな影響を与えます。
タバコに含まれるタールやニコチンなどの物質が歯や歯茎に付着し、黄ばみや茶色い着色の原因となります。 喫煙によるステインは、通常の歯磨きでは落としにくく、時間とともに蓄積されます。
また、喫煙は口腔内を乾燥させ、唾液の分泌を減少させます。唾液には自然な洗浄作用があるため、その減少はステインの付着をさらに促進させます。

③加齢によるエナメル質の変化
歯は①セメント質、②象牙質、③エナメル質の3層になっており、1番外側は透明なエナメル質で覆われています。 エナメル質の内側には象牙質があり少し黄色〜白濁した色をしています。 この象牙質の色は個人差があるのが特徴です。
加齢によって象牙質が少しずつ見えてくることによって、黄ばんだように見えます。

④歯の表面に凹凸や傷が多い
研磨剤の入った歯磨き粉で頻繁に歯ブラシをしている方は、歯の表面に凸凹や傷が着きやすくそこに着色汚れが入り込んでしまう恐れがあります。


◎ステインを付着させない方法

・着色しにくい食事習慣
ステインの大きな原因は飲食物なので、飲食後はできれば歯を磨くと良いです。歯を磨く事が難しい場合はうがいをするだけでも効果があります。着色しやすい飲み物を飲む際はストローを使用すると直接歯に触れにくくなるので歯に触れる時間を短縮できます。

・唾液の分泌を促す
唾液には汚れを洗い流す働きがあるため、唾液の分泌量が多いとより効果を期待できます。 唾液を分泌するには、よく噛んで食べることが重要です。

・歯科医院で定期的にクリーニングを受ける
着色しにくい食事習慣や正しい歯磨きを実施すふと色素が定着しにくくなりますが、100%防げる訳ではありません。 そのため、定期的に歯科医院で専用の器具等でクリーニングを受ける必要があります。
クリーニングを受けると歯は本来の色を取り戻し、ツルツルの仕上がりになるため、着色汚れが着きにくくなります。 一般的には3ヶ月に1度受けると良いとされていますが、着色状況によっては頻度を早める場合もあります。

ステインは一度付いてしまうと、いつもの歯磨きで除去するのは難しいので歯の着色が気になる方はお気軽にご相談下さい(^^)

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