~ 糖尿病と歯周病の関係性 ~
こんにちは^^
大阪市放出の歯科医院 サトウ歯科 デンタルインプラントクリニック大阪の歯科衛生士 田邉です。
11月も終わりにさしかかり、日ごとに寒さが深まってまりしましたね。皆様も体調を崩さぬようお気をつけてください^^
今回は全身と口腔の関係についてお話しします。
皆さんは、糖尿病と歯周病の関係についてご存知ですか?
糖尿病はインスリンが十分に働かず、高血糖の状態が続いてしまう病気です。さらに、様々な合併症を引き起こします。三大合併症(神経障害、糖尿病網膜症、糖尿病腎症)は皆さんもご存知かもしれません。
その中で歯周病は、糖尿病の第6番目の合併症とも言われているほど、糖尿病と歯周病は密接に関連しています。
歯周病は、歯ぐきが細菌に感染して起こる、細菌感染症です。
糖尿病は、高血糖の状態のため感染しやすく治りにくい状態です。そのため、糖尿病の方は歯周病にかかりやすく治りにくい状態なのです。 研究では、2型糖尿病の方は非糖尿病患者と比べて、歯周病発症率が2.6倍高いことが報告されています。
さらに、歯周病菌の内毒素には血糖値を下げてくれるインスリンの働きを妨げてしまいます。
そのため、歯周病治療を行い、歯ぐきの炎症を 抑えることで、糖尿病の血糖値改善にもつながります。研究では、歯周病治療を行うことで糖尿病の検査値(HA1c:ヘモグロビンA1c)0.4〜0.6%低下すると報告されています。
糖尿病と歯周病は相互に関係していることが分かりますね。
糖尿病の方は糖尿病手帳などお持ちで、血糖コントロールをされてる方も多いと思います。
サトウ歯科では、糖尿病をお持ちの方には、受診の際に検査値をお聞きし、私たちも把握した上で、お口の管理を行なっております。
ご質問等ありましたら、お気軽にお問い合わせください^^